先日、車のバッテリーが上がってしまい立往生したと友人が言ってました。
いざという時困らないように、バッテリー上がりした時の対処方法を知っておきたいです。
車のバッテリーが上がってしまった時の対処方法についてまとめてみました。
もしよければ参考にして下さい。
バッテリーが上がるとおいらは動けない!
バッテリー上がりの対応方法
バッテリーが上がってしまった時の主な対処方法には、ロードサービスの利用する方法、ブースターケーブルを使用する方法、ジャンプスターターで始動する方法、カーバッテリー用の充電器を使う方法などがあります。
ロードサービスを利用する
JAFなどのロードサービスを利用する方法です。
JAF会員でなくても連絡すれば来てもらえますが、費用が発生します。(¥13,130、2024年1月現在)
JAF会員だと無料で対応してもらえますので、不安な方は会員になっておくと良いでしょう。(入会費¥2,000、年会費¥4,000、2024年1月現在)
バッテリー上がりだけでなく、パンク時のタイヤ交換、キーのとじ込み、燃料切れ対応(燃料費代のみ)、事故車けん引(15kmまで)などのサービスが無料で受けられます。
JAFと同じようなロードサービスを受けられる自動車保険もありますので、それらの保険に加入しても良いでしょう。
別の車から電気を分けてもらう(ブースターケーブル使用)
赤と黒の2本がセットになったブースターケーブルという専用ケーブルを使用して、救援車(別の車)から電力を分けてもらいエンジンをかける方法です。
自宅以外の移動中で発生したバッテリー上がりにも対応できますが、ブースターケーブルと電力を分けてくれる車が必要です。
以下の手順で行います。
- 故障車と救援車を近づけ、ボンネットを開ける
- ヘッドライトやルームランプ、エンジンキーがオフになっているのを確認する。
- 下図の順(①→②→③→④)にブースターケーブルをつなぐ
※④をつなぐ場所が違う場合があるので取扱説明書で確認しておく - 救援車のエンジンをかけ、数分待ち充電する
- 救援車のアクセルを踏みながら、故障車のエンジンをかける
- 故障車のエンジンがかかったら、救援車のエンジンを切る
- つないだ時とは逆の順(④→③→②→①)にケーブルを外す
- 故障車をしばらく運転しバッテリーを充電する
電圧の異なるバッテリーを使用している車間ではNG!
(普通車は12V、トラックは24Vの場合が多い)
ショートさせないように注意!
ハイブリッド車や電気自動車では電源系統などが故障する恐れがあるためやめた方がいいです。(取扱説明書を確認してください。)
ジャンプスターターで始動する
自分一人でエンジンを始動できる方法として、ジャンプスターターというモバイルバッテリーを利用した方法があります。
以下の手順で使用します。
- ジャンプスターターの赤いクリップ(プラス)をバッテリーのプラス(赤)に挟む
- ジャンプスターターの黒いクリップ(マイナス)をバッテリーのマイナス(黒)に挟む
- エンジンを始動する
- 黒いクリップ(マイナス)を外す
- 赤いクリップ(プラス)を外す
取り付けはプラスから、取り外しはマイナスからします。
詳しくは使用するジャンプスターターの取扱説明書で確認してください。
ショートさせないように注意!
自宅以外の移動中で発生したバッテリー上がりにも対応できますが、ジャンプスターターを用意して充電しておく必要があります。
カーバッテリー用の充電器を使う
カーバッテリー用の充電器を使って家庭用電源から充電する方法です。
以下の手順で使用します。
- 充電器の赤いクリップ(プラス)をバッテリーのプラス(赤)に挟む
- 充電器の黒いクリップ(マイナス)をバッテリーのマイナス(黒)に挟む
- コンセントに充電器を差し込み、電源を入れる
- 充電が完了するのを待つ
- 充電器の電源を切り、コンセントから外す
- 黒いクリップ(マイナス)を外す
- 赤いクリップ(プラス)を外す
取り付けはプラスから、取り外しはマイナスからします。
バッテリーを車に取りつけたまま行う場合でも、同じ手順です。
ショートさせないように注意!
カーバッテリー用の充電器には12V用と24V用の2種類ありますが、一般的に乗用車は12V用を使用します。
自宅などの100V電源コンセントのある環境でしか使用できませんが、きっちりとバッテリーの充電をすることができます。
バッテリーを取り外して充電するとゆっくり確実に行うことができます。
バッテリー上がりをしたバッテリーについて
一度バッテリー上がりを起こしてしまうと、バッテリーはかなり劣化します。
バッテリー上がりがまた起こる可能性が高いので、速やかにバッテリーを交換することをお勧めします。
事前にバッテリーが劣化した兆候を察知できれば、バッテリー上がりを防ぐことができます。
以下の記事を参考にしてください。
まとめ
車のバッテリーが上がってしまった時の対処方法について解説しました。
ロードサービス以外の方法で対処する場合は、対処方法や使用する機器の取扱説明書をよく確認してから実施してください。
バッテリーは電気を流しますので、ショートさせないように特に注意してください。
電動ルーフ作動中に止まったら悲劇だぜ!
最後までお読み下さりありがとうございました。
それでは、皆さんも『めんどくさい事を楽しみましょう!』
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