手首が太くなって時計のベルトがきつくなってきたのですが、金属製ベルトの調整って自分でできるのでしょうか?
チョットした道具があれば自分でも調整できます。
参考までに私がDIYでした作業を紹介します。
使用した工具
金属製のベルトの調整はコマ調整とも言い、コマ(ベルトのパーツ)の数を増やしたり減らしたりしてベルトの長さを調整します。
コマに刺さっているピンを抜き差ししてベルトの長さを調整しますが、ちょっとした工具が必要です。
私は2023年7月にダイソーにて購入しました。(税込価格¥220)
ハンマー、ピン抜き棒2本(0.8mmと0.9mm)、バンド固定台です。
ベルト調整した時計
ベルト調整した時計はオメガのコンステレーションです。
ベルトを長くする場合はコマが必要です。
紛失してしまった場合はネット等で入手してください。
ベルトの長さ調整手順と注意点
それではベルトの長さ調整手順を解説します。
お決まりですが、作業は自己責任でお願いします。
金属ベルトの長さを調節する場合、コマを足したり外したりして調節します。
オメガのコンステレーションの場合、写真のようなコマがピンで固定されてます。
コマに表示されている矢印の向きにピンを抜くことで、コマを外すことができます。(赤矢印方向)
ピンを刺す場合はその逆方向に差し込みます。(青矢印方向)
ピンにはくぼみがあり、写真のような位置になるように抜き差しします。
ピンを抜く場合は、バンド固定台にベルトを固定し、ピン抜き棒をたたいてピンを押し出します。
バンド固定台には穴が開いており、その穴にピンが抜ける様にバンドを固定します。
ベルトを傷つけないように、ビニール等でベルトを包んでおくと良いです。
あと、ピン抜き棒が勢いよくベルトに当たらないように注意が必要です。
ピンを刺す場合は、まず手で差し込み、次にハンマーで叩き、最後はピン抜き棒で叩いてピンを入れます。
コマのピンが刺さる部分には、パイプ(シーリング)が入っているので、ピン抜き棒は穴よりも少し小さめのものを使用します。
コマの増減する位置は好みに寄りますが、写真のように12時側と6時側の長さが同じぐらいになるようにすると良いです。
どちらかが長くなってしまう場合は、12時側を長くするのが一般的です。
オメガのベルト調整をした感想
ベルト調整をDIYで行った個人的な感想です。
- お店に出すよりも低コストである。
- いつでも調整し直せる。
- 作業が楽しい。
- 道具が必要である。
- 時計を傷つけてしまう可能性がある。
作業としてはピンを抜き差しするだけです。
ピンを曲げたり、時計を傷つけないように注意して行ってください。
まとめ
100均で売っている道具で時計のベルトの長さは調整できます。
自分で作業することで、時計への愛着も高まるのではないでしょうか?
絶対傷つけたくない方は、ショップでやってもらいましょう。
最後までお読み下さりありがとうございました。
それでは、皆さんも『めんどくさい事を楽しみましょう!』
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