従来の蛍光灯照明器具でLED蛍光灯を使用するには配線加工が必要と聞いたのですが、自分でもできるのでしょうか?
簡単な配線工事(バイパス工事)で使えるようになります。
ただバイパス工事をするには電気工事士の資格が必要になります。
参考まで、私がDIYでした作業を紹介します。
購入した製品
LED蛍光灯(20Wx2本)、配線接続コネクター、コードを止めるクリップを購入しました。
全部で¥2,500程度でした。(2022年11月購入)
配線は手持ちのものを使用しました。
使用した工具
一般的な配線工具があればできます。
LED蛍光灯化手順
それではLED蛍光灯化した手順を解説します。
お決まりですが、作業は自己責任でお願いします。
従来の蛍光灯とLED蛍光灯の配線方法の違い
従来の蛍光灯やLED蛍光灯の配線方法の違いついては以下の記事を参考にして下さい。
LED蛍光灯の配線図
蛍光灯2本を使用するため、以下のように配線します。
配線工事(バイパス工事)手順
①電源を切り、照明器具を外す。
②蛍光灯を外す。(あればグロー球も外す。)
③既存の配線から安定器(インバーター)を取り除く
使えそうな配線以外はどんどん切り離し、安定器や分岐している配線類を取り除きます。
ここまでの写真を撮り忘れました。
④配線図のように配線する。
端子台は再利用します。
既存の端子台から出ている2本の線をコネクターで2本ずつに分岐し、配線図のように配線します。
コードクリップを使ってコードを固定し、蛍光灯に触れないようにします。
蛍光灯取り付け部分には1本ずつ配線します。(元は2本ずつ配線されていた。)
⑤取り付けて動作確認する。
LED蛍光灯を取り付け元に戻します。
スイッチを入れて点灯することを確認します。
カバーを取り付け完成です。
既存の蛍光灯照明器具をLED蛍光灯化した感想
LED蛍光灯のバイパス工事をDIYで行った個人的な感想です。
- 電気さんに頼むよりも低コストである。
- 簡単な構造のため、故障する可能性が低くなった。(と思う。)
- 明るくなった。(気がする。)
- 電気代が安くなった。(に違いない。)
- 作業が楽しい。
- 従来の蛍光灯が使用できなくなった。
- 従来の蛍光灯に比べ、LED蛍光灯は高価である。
今回、安定器が故障したようだったので、LED化をしてみました。
まとめ
簡単な配線工事(バイパス工事)で、従来の蛍光灯照明器具をLED化することができます。
電気工事士の資格をお持ちでない方は電気屋さんに作業を依頼しましょう!
最後までお読み下さりありがとうございました。
それでは、皆さんも『めんどくさい事を楽しみましょう!』
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