オープンカーの呼び方11種類についてのまとめ コンパーチブル、カブリオレ、ロードスターなど

オープンカーの写真 購入・維持費
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質問者
質問者

オープンカーが欲しくて雑誌や中古車情報を見てるんですが、コンパーチブルとかカブリオレとかいろいろな名前が出てきて違いが分からないのですが。。。

エド
エド

そうなんですよね。

車名のあとに、〇〇コンパーチブル、〇〇カブリオレ、○○ロードスターとか複数の呼び方がありますが、初めはその違いが分かりませんでした。

調べたところ、どれも“屋根が開く車”だが、国・文化・車のタイプで呼び方が変わるという事が分かりました。

本記事ではオープンカーの呼び方11種類をわかりやすく整理しています。

L880K
L880K

おいらもオープンカーだから興味があるな。

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そもそもオープンカーとは?

オープンカーとは 「ルーフ(屋根)のない車、もしくはルーフを開放可能な車」 のことを言います。

何をいまさらって感じですが、昔(馬車が走っていた頃)の車はほとんどオープンカーだったんですよね。

今では車に屋根があるのは当たり前になっており、オープンカーは趣味的な車になってます。
ちなみに、車検証の車体の形状は「幌型」と表記されています。

オープンカーの呼び方は“3つの軸”で分類できる

オープンカーの呼び方は① 国・言語による呼び方の違い、②車のタイプによる違い、③屋根の構造による違いの3つの軸で分類することができます。

① 国・言語による呼び方の違い(文化の違い)

オープンカーの呼び方は、国や言語の違いで名称が変わるのが大きな特徴です。

分類軸呼び方説明
英語圏コンバーチブル(Convertible)最も一般的。屋根が開く車全般を指す広い言葉
フランス語圏カブリオレ(Cabriolet)欧州車でよく使われる上品な呼び方
イタリア語圏スパイダー/スパイダー(Spider/Spyder)スポーツカー系のオープンモデルに多い
ドイツ語圏カブリオ(Cabrio)カブリオレの略称。VWなどで使用

同じ“屋根が開く車”でも、国が違えば呼び方が変わります。

②車のタイプによる違い(スポーツ・実用・座席数)

呼び方の中には、車の性格や構造を表すものもあります。

分類軸呼び方説明
2シーター軽量スポーツロードスター(Roadster)軽快な走りを重視した小型スポーツオープン
スーパーカー系スパイダー(Spider)高性能スポーツカーのオープンモデル
総称オープンカー(Open Car)屋根が開く車すべてを含む最も広い呼び方

「どんなタイプの車か」で呼び方が変わるという分類になります。

③屋根の構造による違い(開き方の違い)

屋根の開閉方式によって、別の名称が使われることもあります。

分類軸呼び方説明
部分的に開くタルガ(Targa)中央の屋根だけ外す方式(例:911タルガ)
左右パネルを外すTバー(T-top)左右の屋根パネルを外す80〜90年代方式
ハードトップ脱着デタッチャブルトップ電動ではなく手動で屋根を外す構造

“どの部分が開くのか”で名称が変わるという分類になります。

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オープンカーの別名11種類についての解説

オープンカーの呼び方は種々多様ですが、主なものを上げると下記の11種類になります。

これら11種類について順番に解説します。

オープンカー(Open Car)

オープンカーという呼び名は日本で最も使われている言葉だと思います。
なのでここでも「オープンカーの呼び方・・・」というタイトルにしています。
しかしながら、オープンカーという表現は海外では通じません。
(オープンカーは和製英語であるという情報もあるようですが、昔は使われていたが今は使われなくなった表現のようです。)

日本では屋根が開く車すべてを含む“ジャンル名”として使われており、最も広い意味の総称となっています。

英語では一般的にコンパーチブル(Convertible)とかロードスター(Roadster)と呼ばれています。

L880K
L880K

オープンカーは海外では通じないのか。
まあ、おいらは軽オープンだから海外は関係ないか。

初代コペンL880K_アルティメットエディションS_
コペンは軽オープン(軽自動車のオープンカー)と呼ばれることが多い。

コンバーチブル(Convertible)

コンバーチブルは「変えられる」という意味の英語で、屋根のある状態から屋根無しに変えられることに由来します。

英語圏で一般的な呼び方で、屋根が開閉できる車全般を指します。 ソフトトップ・ハードトップのどちらにも使われ、最も幅広い意味を持つ言葉です。

コンパーチブルと名の付くオープンカーとしては

 フォード マスタング コンパーチブル
 シボレー カマロ コンパーチブル
 MINI コンパーチブル
 レクサス LC500 コンパーチブル

などがあります。

エド
エド

MINIは現在BMW(ドイツ)傘下ですが、もともとはイギリスのカーメーカーでした。

日本車(レクサス)にもコンパーチブルと名の付く車種があります。

シボレー カマロ コンパーチブル
シボレー カマロ コンパーチブル (出典:シボレーHP

カブリオレ(Cabriolet)、カブリオ(Cabrio)

カブリオレは元々は屋根が開閉できる幌馬車を意味するフランス語由来で、欧州車でよく使われる上品な呼び方です。 メルセデスやアウディなど、輸入車のカタログで見かけることが多いです。

ドイツ語圏ではカブリオレを短縮し、カブリオと呼ぶことがあります。

カブリオレと名の付くオープンカーとしては

 フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ
 フォルクスワーゲン ゴルフ カブリオレ
 ポルシェ 911 カブリオレ
 BMW M8 カブリオレ

などがあります。

フォルクスワーゲン ビートル カブリオレ
フォルクスワーゲン ザ・ビートル カブリオレ (出典:フォルクスワーゲンHP

ロードスター(Roadster)

マツダの車の名前でもありますが、元々は屋根のない幌馬車を意味します。
専用設計の2シーターの軽量スポーツオープンカーを指すことが多い呼び方です。
コンパーチブルやカブリオレに比べスポーティーなイメージが強いです。

ロードスターと名の付くオープンカーとしては

 マツダ ロードスター
 日産 フェアレディZ ロードスター

などがあります。

マツダ NDロードスター
マツダ NDロードスター (出典:マツダHP

スパイダー/スパイダー(Spider/Spyder)

所説あるようですが、クモを意味し、スパイダーマンのように地面を這う様に進むイメージがありますね。

簡易的な幌をもつオープンカーであり、ロードスターと同じく専用設計の2シーターモデルでスポーティーなイメージが強いです。

イタリヤ車でよく使われており、フェラーリやランボルギーニなどが代表的です。

スパイダーと名の付くオープンカーとしては

 フェラーリー 454 スパイダー
 アバルト 124 スパイダー

などがあります。

エド
エド

アバルト124スパイダーはマツダと共同開発されており、ロードスターと共通部品も多く、日本のマツダ工場で生産された車(日本製外車?)になります。

アバルト124スパイダー
アバルト124スパイダー (出典:アバルトHP

スピードスター(Speedster )

スピードが出るように設計されたオープンカーを意味します。
「スピード」の「スター」ですから、とんでもなく速そうですね。

スピードスターと名の付くオープンカーとしては

 ポルシェ 911 スピードスター

などがあります。

ポルシェ911 スピードスター
ポルシェ911 スピードスター (出典:ポルシェHP)

バルケッタ (Barchetta )

イタリア語で小舟を意味します。
フェラーリー等のオープンカーで使われている名称です。

バルケッタと名の付くオープンカーとしては

 フィアット バルケッタ
 フェラーリ 550 バルケッタ ピニンファリーナ

などがあります。

フィアット バルケッタ
フィアット バルケッタ (出典:フィアットHP

ドロップヘッドクーペ(Drop Head Coupe )

英国流の2ドアオープンカーを意味します。
ロールスロイスが有名です。

ドロップヘッドクーペと名の付くオープンカーとしては

 ロールスロイス ファントム ドロップヘッドクーペ

などがあります。

ロールスロイス ファントム ドロップヘッドクーペ
ロールスロイス ファントム ドロップヘッドクーペ (出典:ロールスロイスHP

タルガトップ(Targa Top)

ルーフ(屋根)の中央部分だけを外せるタイプで、リアウインドウは残したままのオープンカーを意味します。
オープンカーの転倒時の安全性を考慮して設計されたようです。

ちなみに「タルガ」はポルシェの商標になっているため、その名称は他社では使えません。

日本車ではマツダのロードスターRF、ホンダのS660等がダルガトップ構造になっています。

タルガと名の付くオープンカーとしては

 ポルシェ 911 タルガ4

などがあります。

L880K
L880K

ポルシェ911はカブリオレ、スピードスター、タルガと沢山種類があるんだなあ。

ポルシェ911 タルガ4
ポルシェ911 タルガ4 (出典:ポルシェHP

デタッチャブルトップ(Detachable Top)

ハードトップを丸ごと外すタイプ。 昔のスポーツカーに多く、取り外しはできるが電動ではないのが特徴です。

ルーフ構造がシンプルであり、ルーフやボディシェル全体の強度、剛性はノーマルボディのクルマと遜色ないです。

コペンにもデタッチャブルトップ(Detachable Top)があります。

初代コペンL880K デチャッタブルトップ
デタッチャブルタイプの初代コペン(L880K) 出典:ダイハツHP

Tバールーフ (T-BarRoof)

ルーフ(屋根)の中央部分を残しつつ、左右のルーフが取り外せるオープンカーを意味します。

完全にルーフを無くすと強度的に成立しなくなるための苦肉の策だったようです。

現在ではTバールーフを採用した新車販売はされていません。

以上がオープンカーの呼び方11種類の説明になります。

オープンカーに興味が出てきた方は、中古車で探してみるのも楽しいと思います。

▶ オープンカーの中古車をチェックする

最後に

オープンカーにはいろいろな呼び方がありますが、 その違いを知っておくと、車のカタログや中古車サイトを見るときに理解しやすくなります。

「コンバーチブル」「カブリオレ」「ロードスター」など、 どれも国や文化、車の性格によって生まれた言葉です。

難しく考えず、好きな呼び方でオープンカーの魅力を味わうのが一番ですね。

名前など気にせず、実際の車を見たり運転したりして楽しみましょう!

気になるオープンカーがあれば、実際の中古車を見てみるとイメージがつかみやすいですね。

▶ オープンカーの中古車をチェックする

気に入っていただけたら、ブックマークやシェアしていただけると嬉しいです。m(__)m

最後までお読み下さりありがとうございました。

それでは、皆さんも『めんどくさい事を楽しみましょう!』

コメント

  1. オープンカーは和製英語ではないです。
    古い英語(特に米国で使われていた英単語)なので現代では使われなくなった単語です。
    Scott Fitzgeraldの小説「華麗なるギャツビー」の原文に”open car”という語が登場します。

    • エル様
      なるほど、”open car”という英語はもともとあったのですね。
      英語圏では使われなくなったのに、日本では使われているため和製英語であると言われるようになったのかもしれませんね。
      勉強になりました、ありがとうございます。

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