車にスロットルスペーサーを取付けると中低速の加速が良くなるという話を聞いた事があります。
実際の取り付け方と付けた感想が知りたいです。
私は初代コペンに乗ってますが、低速の加速が悪いのが気になってます。
そこで、スロットルスペーサーを取り付けてみました。
私が取り付けた方法と感想をお伝えします。
おいらに取り付けたんだぜ。
購入したスロットルスペーサー
私が購入したスロットルスペーサーは下記の物です。
2022年5月に楽天市場にて購入しました。(税込価格¥3,600)
スロットルスペーサーの原理を知りたい方はこちらの下記の記事を参考にして下さい。
取り付けに使用した工具
取り付け手順
それでは取り付け手順を解説します。
お決まりですが、作業は自己責任でお願いします。
①エンジンカバーを外す
ボルト2本を外し、エンジンカバーを外します。
エンジンカバーの裏側奥にL字の金具があるので、それをずらしながら外します。
②インテークパイプを外す
クリップをずらして、インテークパイプを外します。
この時、インテークパイプを固定しているネジを何本か外さないとインテークパイプを外すことができません。
スロットルワイヤーとカプラーも外しておきます。
③スロットルを外す
スロットルを固定している4本のネジを外し、スロットルボディーを外します。
ネジが2本残ります。
ゴミが入らないように配管をウエス(布切れ)等でふさいでおきます。
残った2本のネジはダブルナットで外します。
写真のように、メガネレンチをネジに通します。
先ほど取り外したボルトを、写真のように向かい合わせで取り付けます。
外側(右側)のボルトをソケットレンチで押さえながら、内側(左側)のボルトをメガネレンチで回して取り外します。
④古いガスケットの除去
古いガスケットをガスケットリムーバーで除去します。
私は、カッターで代用しました。
スロットルボディー側も同様に除去します。
⑤スロットルスペーサーの取り付け
ガスケット、スロットルスペーサー、ガスケットの順でセットし、付属のボルト4本で取付けます。
4本を均等に締め付けます。
締め付けトルクは8.4±1.4N・m(85±15Kgf/m)です。
トルクレンチがない場合は感覚で締めます。(手ルクレンチw)
スロットルボディー取り付け用のネジの比較です。
変更後の方がスロットルスペーサーの分だけ長くなっています。
(変更後約55mm、オリジナル約45mm)
⑥スロットルワイヤーの調整
取り外しと逆の手順で取り付けます。
スロットルスペーサーの分だけスロットルがずれているので、スロットルワイヤーの調整が必要になります。
私の場合は、ギリギリここだけで調整ができましたが、ワイヤーの長さを変える必要がある場合もあるようです。
エンジンカバーを元に戻して完成です。(2022年5月取付)
⑦おまけ
スロットルスペーサーの分だけスロットルがずれる為、インテークパイプを元通りにできません。
私の場合、写真のネジが取り付けられませんでした。
スロットルスペーサーを取り付けた感想
スロットルスペーサーを取り付けた個人的な感想です。
・取り付けた満足感がある。
・発進時の加速が若干良くなった。。。気がする。(プラシーボ効果?)
・燃費が若干良くなった。。。気がする。
・取り付けは難しくないが、そこそこ苦労した。
・劇的な効果を感じられない。
・高回転へのふけ上がりが若干悪くなった。。。気がする。
・燃費が良くなっていない。。。かもしれない。
要するに取り付けた意味なかったって事やんけ!
。。。やはり劇的な効果はなさそうです。
私の場合はほとんど効果が感じられませんでした。
でも取り付けた満足感はありました。
その他(車検について)
スロットルスペーサーの取り付けはライトチューニングになりますが、車検に通るのか心配されている方もいるようです。
車検については問題ありませんが、念のため、車屋さんで確認してください。
まとめ
ダイハツコペン(初代L880K型コペン)に自分でスロットルスペーサーを取り付ける手順を紹介しました。
取り付けはそれほど難しくありませんが、走行に直接関係する部分ですので十分に注意して取り付けて下さい。
自分で取り付けるのが心配な方は、ディーラー、整備工場、ショップなどに取り付けてもらえるか相談して下さい。
スロットルスペーサーはエンジンへの吸気改良に用いられるチューニングパーツです。
数値的な裏付けデータはなく、評価も賛否両論のようです。
ただ、安価なパーツであるため、発進時の加速を少し改善したい人は試してみても良いのではないでしょうか?
最後までお読み下さりありがとうございました。
それでは、皆さんも『めんどくさい事を楽しみましょう!』
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